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アニ特「来たるべき時代を波乗る、百万倍の好奇心」の巻

私Kaikeh.Kが、思い出の作品を紹介し、
その思い出を共有したり、改めてその作品の良さを知ってもらいたいという願いとともにお送りするコーナー

アニメ・特撮オススメ紀行

今回紹介する作品は…
電磁戦隊メガレンジャー
(スーパー戦隊ネット紹介ページ)
(DVD発売告知ページ)

1997_megaranger.jpg

1997年に制作、放送されたスーパー戦隊シリーズ
4月には放送時間を日曜朝に移し、後にスーパーヒーロータイムと呼ばれる枠となる最初の作品となります。


あらすじをまとめると…
巷の人気のアーケードゲーム「メガレンジャー」、それに腕を鳴らす伊達健太は、世界科学連邦(I.N.E.T.)の研究員からの次世代プロジェクトのスカウトを受ける。
同じ頃、I.N.E.T.の久保田博士に会うため、デジタル研究会(デジ研)の遠藤耕一郎並樹瞬城ヶ崎千里今村みくも研究所にやってきた。ともに立ち会った健太とは、同じ高校の同級生だった。
その中、研究所内部が急遽襲撃された。異次元の侵略者ネジレジアの侵攻を察した久保田博士は、健太たち5人にメガレンジャーに変身するためのアイテム、デジタイザーを託す。メガレンジャーはゲームではなく、来たる異次元の侵略者に対抗するための装備だったのだ。
高校生活とネジレジアとの戦い…健太たちの5人の二重生活が始まった…というもの。


新たに誕生したメガレンジャーは、シンプルさと驚きを持ち合わせた戦隊だったように記憶しています。

各個モチーフのマスクへの付与を目に見える形で採用してきた90年代戦隊で珍しい、シンプルなマスク。
その頭部にこれまでなら電飾を施されていたであろう部分に、各自の特殊能力を表す宇宙科学またはデジタル機器(とはいえ、大半が家電系統)が表示されるのが、分かりやすくも面白いものだと感じました。

そして一番の衝撃が、1号ロボである「ギャラクシーメガ」
移動前線基地メガシップが躰に、搭載されたメガシャトルが頭部となる2体合体。いや、メガシャトルが搭載されていることを加味すれば単機変形とも…マスク以上に90年代以降に常態化された「各自操縦するマシンが合体する」機構を一度廃したことには驚かされました。これは2号ロボ等で使用されていた発光・音声ギミックを採用するにあたってこういう仕様になったそうな。
50メートル級の巨大ロボではありますが、その船内では久保田博士含めI.N.E.T.メンバー達が勤務しているため、想像の域では宇宙刑事達の母艦クラスのように考えていました(長谷川裕一氏が書かれた「すごい科学で守ります!」でも同様の妄想が考えられており、同じ事を考えるのだなと思ったものです)。

こうして開始したメガレンジャー。『ターボレンジャー』以来の全員高校生で構成される戦隊。
「ターボ」時よりも高校生らしい描写を強化していました。行事やテスト、受験…普段の服装も、学生服で行動する機会が多かったように記憶しています。学生である、高校生であることを分かりやすくするためだったのかもしれません。


また、前作『激走戦隊カーレンジャー』同様、肉親含め周囲の人物にメガレンジャーであることは秘密である、という設定が引き継がれ、担任の先生および同級生等の同行者がいるためにその場で変身できなかったり、ふとしたミスで変身の秘密がバレかかったりとてんやわんや。その設定がシリアスにもコメディにもドラマ展開できる点が、幅の有る作風を生み独自の面白さを生みだしたと思います。
この秘密である設定が、終盤ネジレジアに暴かれ、周辺に被害が及ぶこととなり、非難されていく展開は重く覚えており、未だにメガレン終盤がみられない程度には尾を引いています。

メカ描写については、そのディテール含め前作に劣らず重要視され、第1話のメガシャトル発射に幕を開け、2話でのギャラクシーメガへの宇宙空間での合体。中盤でのデルタメガとの少ない成功確率にかけたスーパー合体(久々にしっかり活躍するオマケ付)。その困難を乗り越えたスーパーギャラクシーメガの危機に、颯爽と登場する新たな主役ロボ、メガボイジャー(その姿、そしてようやく各自操縦メカの登場に歓喜したことも懐かしい)と。メガレンジャーの巨大ロボは多分な魅力にあふれており、今でも大好きです。


スタッフ面では、メンバーの刷新も最終段階に入り、『ビーロボカブタック』の開始に伴う変更で、メタルヒーローシリーズ枠の制作メンバーが加わることになります。ここで、これまでメタル枠で腕を磨いていた小林靖子氏がライター陣に名を連ねることになりました。戦隊シリーズ初参加の武上純希氏、カーレンから続投荒川稔久氏と小林氏がサブを務め、ベテランの柳川茂氏が脇を固める編成で、小林氏は今作の追加戦士である早川裕作(メガシルバー)登場編や先述のメガボイジャーデビュー回等、重要回を担当し、まるで次回作登用を見据えたような活躍を見せます。
さらに、最終3回は小林⇒武上⇒荒川というこのテの作品では珍しい登用をしました。こういう場合、終盤は最終回近くからはメインライターが連作(ともすれば監督もそのまま)ということも多い中、「戦隊シリーズの今後」を踏まえた登用だったのかもしれません。


ゲームから生まれた戦士である所以で、デジタル合成を用いた軽快な映像を見せながら、先の設定面+高校生という若さゆえの心理描写を苦しい面も楽しい面もしっかりと描いた青春讃歌。皆様も一度、見返してはいかがでしょうか?


みなさんも 戻ってみませんか? あの頃に…
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Kaikeh,K

Kaikeh.K
特撮とアニメ、その他もろもろを見たり調べたりするのが好きなしがないリーマン...でした。
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